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プロフィール

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遊牧ナース・ゆもも

特にやりたいこともなく、バイト生活を経て23歳で看護師になった”ゆもも”です。

紆余曲折し、遊牧民のように環境を変えて働いてきました。

良かったと思う事・学んだこと・後悔していること

年齢を重ねたからこそ見えてきたことを振り返っています。

今、転職を繰り返してしまうことに悩んでいる方へ
ゆもも
ゆもも

今後の生き方・道の進み方の参考になればと思い

経験から私が学んだことを書いていきます

ゆももについて

家族

アラフィフ・夫と2人暮らし

資格

正看護師(歴25年以上)

転職歴

総合病院(内科病棟)→総合病院(OPE室)→総合病院(外科・整形外科)→総合病院アルバイト(内科・外科)→派遣看護師(健診・病棟・治験・イベント・旅行添乗など)→献血ルーム→透析病院→透析センター→沖縄応援ナース(腎臓内科)→首都圏応援ナース(外科・内科)→透析病院→透析クリニック→派遣看護師(コロナ案件)→派遣看護師(健診)

その他

ワーキングホリデー ・ 海外留学

遊牧ナース=ジプシーになるまで

ゆもも
ゆもも

最初からジプシーになりたかったわけじゃない・・・

最初の就職(総合病院・内科病棟)

当初、イメージしていた看護師の世界

チームで助け合い協力し合って立派な看護師になるぞ!と、目標に向かって頑張れる世界

最初に就職した総合病院の世界

いじめ・派閥・ギスギスした環境 

眠れず、食べれず、1カ月で体重5キロ減。

3カ月後には私たち新人4名のうち、2名が退職。

医師
医師

次は新人、誰が辞めると思う?

怖・先輩
怖・先輩

ゆももに千円~!

医師
医師

じゃあ、僕は○○さんに千円

怖・先輩
怖・先輩

先生は1万円でしょう!笑

医師と看護師が、目の前で楽しそうにやっていた賭け。

ゆもも
ゆもも

人に嫌な思いをさせて何が楽しいのか…

涙が出る。

記録してるふりして顔が上げられない。

ゆもも
ゆもも

新人を育てる気がない人達の下で、このまま続ける意味はあるのか・・・。

当時の私の頭の中

・短期間で辞めたら転職が決まらないかも

・転職してもっとひどい職場だったら、どうしよう…

・中途採用で転職したら「わかりません」なんて言えない

・石の上にも三年って言うけど…我慢するべき?

・もう少し頑張れば、先輩たちと分かり合える日が来るのかな?

・使える看護師にならないと転職できない

こんなことを考えながら、うまく立ち回り2年が経ったある日

事件勃発と最初の退職

先輩たちが、師長への不満でボイコットをして一斉に退職をしてしまった。

私は2年目にして1番古株の看護師に。

そして、夜勤での責任の重さに耐えられず、とうとう逃げるように辞めてしまった

 

初めての転職(総合病院・OPE室)

ゆもも
ゆもも

もっと勉強して経験積まないと…

もっと大きな総合病院に就職した。

しかし、次の職場は配属先が選べず、不本意にもOPE室に配属された。

辞退すれば良かったが、当時の私には思いつかなかった。

以前とは全く違う環境と業務内容。

中途採用なのに新人状態。

OPE室未経験で使い物にならない私に対して、先輩たちは壁を作って冷たかった

ゆもも
ゆもも

また、人間関係構築からスタートか・・・

もう、うんざりだと思った。

 

ストレスによる蕁麻疹が発生

3カ月経過したころから、腕の柔らかい場所やお腹から蕁麻疹が現れ始め、日に日に悪化した。

覚える事も多く必死だったのに、気を抜くと痒すぎて集中力が途切れる。

ゆもも
ゆもも

痒すぎる・・・

生き地獄だよ・・・

OPE介助に入れば痒くても掻けない。どうしても、もじもじ体が動いてしまう。

痒みを我慢しながらの緊張のOPE介助。苦痛でしかなかった。

 

そんなある日、休憩室に入ると、

師長
師長

何その顔!急いで受診してきなさい!!

鏡を見ると、顔も首も全身隙間なく真っ赤に蕁麻疹で覆われていた。

医師
医師

ストレスしか原因がないですね~

痒み止め出しますね!

 

6カ月で退職

蕁麻疹で処方された薬は、眠くなるので1日1回・就寝前に飲むものだった。

しかし、勤務中には効果がななければ仕事にならないので、朝も昼も内服していた。

容量・用法は完全に無視だったが、背に腹は代えられなかった。

ゆもも
ゆもも

蕁麻疹が治りません。辞めさせて下さい

退職して寮から実家に引越をしたら、蕁麻疹はすっかり消失した。

 

自分自身と向き合った

看護師になってから、ひたすら毎日の業務を必死にこなすために時間を使ってきた。

ゆもも
ゆもも

こんな毎日を送りたかったんだっけ?

どんな看護師になりたかったんだっけ?

いや、もう看護師を辞めたい。

看護師を続けていくのかも含めて、今後の人生の方向を考え直そうと思った。

1日24時間・1年365日しかない自分の時間

刻々と減っていく、人生の時間

どこで何をして使うのか・どんな人と過ごしたいのか

 

自分年表を書いてみた

看護師3年目にして、病院を2カ所辞めてしまった。25歳だった。

ゆもも
ゆもも

30歳までは職業を変えても良しとしよう

違う世界も見てみたい

違う職種の友達が欲しい

誰も私を知らない環境でリセットしたい

そんなことを考えて、ワーキングホリデーでオーストラリアに行くことにした。

 

1年限定の就職

ワーキングホリデーに行こうと決めたが、資金が少なすぎた。

看護師の給料なら、1年あればあれば70万円貯められる。

100万貯めたいけど出発は出来るだけ早くしたい。

70万円貯めて、とりあえず渡航しよう。

足りなくなったら帰国するくらい軽く考えて、とにかく行ってみようと思った。

ゆもも
ゆもも

1年間と期限があれば、どんな職場でも耐えられる・・・

そして、再び看護師の世界に戻った。

面接時に1年間で退職することを伝え就職した。

今思えば、総合病院でなくても、常勤でなくても良かったのにと思う。

3度目の就職

1年限定の職場は、覚悟をして挑んだ。

内科を希望したが配属は外科・整形外科の混合病棟になった。内科よりキツイ人が多いイメージだ。

でも、私は1年で辞めるし、みんなとは違う世界を見ている。

ゆもも
ゆもも

私は私

人は人

受け入れてもらえなくても良い

受け入れてもらおうとも思わない

何を言われても、何をされても

仕事だけをちゃんとしよう

自分を保つために、分厚い壁を作って入った職場は、思ったほど悪くなかった。

キツイ人はいたが陰湿な人はいなかった。

おそらく病棟は経験していたので、まだ使える看護師で居られたのかもしれない。

看護師の世界は「使える人か・使えない人か」を、戦力になるかをどう判断されたかで決まる。

気がする。

遊牧ナース=ジプシーに抵抗がなくなる

決して、ジプシーになる事を勧めているわけではない。

自分が壊れるくらいなら、退職してもいいのです。

看護師の離職の原因1位:人間関係

ジプシーは世間からの評価が悪くなるイメージがあるが、看護師の転職回数が他の職業より多いのは事実。

その理由でいちばん多いのは人間関係。

だけど、人間関係に悩むのは看護師だけではなく、人が集まる場所ではどこにでもある。

ただ、看護師の現場は

忙しい・責任が重い・業務量が多いというストレスが常にかかっていることが前提。

●ナースコールを取る人・取らない人で、小さな不満がたまる

●出来る人ほど、こなす業務量が増えて不公平さを感じる

といった、ほんの一部を例にとっても、小さな不満がたまりやすい要素がある。

看護師は性格がキツイと言われるけど、そうではない。環境に原因があるのです。

ゆもも流・看護師の働き方

ワーキングホリデーに行ってから、世界は広いことを実感。考え方が変わりました。

小さな世界で悩んだり、無駄な我慢で体を壊す必要はないのです。

自分の人生の時間をどう使うかは個人の自由。

他人がどう評価しても、自分の本位で決断すれば後悔することはありません

転職に不利になるから我慢する。根性がないと思われるから我慢するといった理由で、

他人本位や世間体で決断すると後悔します。

我慢することが必要な時は、我慢の先の自分の未来が明るいと信じられる時です。

 

ジプシーになった末路

暗いものではありません。

確かにアラフィフにもなると、常勤の人気案件は履歴書で落とされることは増えます。

2人分の履歴書があれば「若い方・転職回数が少ないほう」を選ぶと思われるからです。これは、ジプシーでなくても同じだと思っています。

しかし、広い分野の看護経験から、何でもある程度こなせるスキルと知識が身に付きます。すると、たいていの現場では困らず働くことが出来るのです。

新しい環境に行くことも、さほど怖くなくなります。

そして現在、私は、今でも派遣看護師でマイペースに働いています。

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もし、常勤にこだわったなら、立ち止まらず頑張り続けていたら・・・

今頃は看護師をきっぱり辞めているか、メンタルもやられて体を壊していたことでしょう。

派遣のメリット

何回も履歴書を書かなくて良いし、決まった案件に行けばいい。

毎回違う場所に行くのがストレスなら、長期案件に行けばいい。

終わりが見える案件なら、多少環境の悪さは割り切ることも出来る。

私は今でも、違う職種の仕事をベースに、割のいい看護師の仕事を選んでゆるく続けています。

私の場合は、看護師は本業ではなく副業にするという考え方が合っているようです。

いくつか登録している派遣会社の中で、一番お世話になっている所です


まとめ

私は現在のワークスタイルにたどり着くまでに、遠回りをしてきました

今の私は、このライフワークがちょうど良くおちついていますが、かつては違いました。

若い時の私は

このままではいけないと焦る

自分に合う場所を探し続け転職を繰り返す。

ジプシーの状態になり落ち込む

そんな私だからこそ、多くの現場を知り適応していくコツや、看護師としてのスキルや知識の習得法なども自然と得る事が出来ました。

振り返ると

もっと考える事、やる事があった

もっと、効率よい人生が送れたのではないか

回り道をした私だからこそ伝えられる、今、迷走している方へ

少しでもスムーズに理想の人生を歩むためのヒントになればと思っています。

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